基礎と柱(引張力がかかる)、柱と横架材を介して柱の接合に使用します。
告示第1460号表三(と)に定める15kN用、(ち)に定める20kN用、(り)に定める25kN用、(ぬ)に定める30kN用に止め付けねじの使用本数でそれぞれの引き寄せに該当。
- 土台上の柱と基礎アンカーボルトとを直結し引き寄せます。上下階管柱間を六角ボルトまたは両引きボルトで引き寄せ使用します。桁、梁と柱とを座金を介して六角ボルトで引き寄せ使用します。
注意点
- 柱の仕口から30mm以上のところにホールダウン金物F-HDB(15~30kN)の接合具孔(下段)を合わせ、接合具孔にYD-H90を六角ビス孔数字の箇所に合わせF-HDB15の場合には◯印15の数字4カ所に、F-HDB20には◯印15の数字4カ所と◯印20の数字2カ所の位置をプラスして6本、F-HDB25にはさらに◯印25の数字を2カ所プラスして8本、F-HDB30には同様◯印30の数字を2カ所プラスして10本で止め付けます。この場合においてねじ六角頭部が浮いていたり過剰トルクによる締め付けにならないよう注意し施工してください。
- ホールダウン金物F-HDB15~30の引き寄せホールにアンカーボルト(M16)を通し六角ナット(M16)を掛けて緊結をします。
- 天井に向けての作業や目に近いところでのねじ締め付けには、防護眼鏡の着用をしてください。
- アンカーボルト(座金付きボルト)が中心にくるように製品を取付けてください。
- 六角ナットはしっかりと止め付け、ゆるみがないようにしてください。